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鮮やか4千本「昇り藤」 大阪・万博記念公園(産経新聞)

 万博記念公園(大阪府吹田市)で、赤や紫など色とりどりのルピナスが満開となり、来園者の目を楽しませている。

 ルピナスはマメ科の植物で藤の花を逆さにしたような形が特徴。同園のルピナスガーデンには約4千本が植えられている。6月上旬まで楽しめるという。

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普天間移設案に反対 社民が閣僚委欠席へ(産経新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、社民党が、政府案を協議する基本政策閣僚委員会の開催に反対する方針を固めたことが12日、分かった。

 社民党は11日夜の拡大三役会議で、普天間問題を「連立政権の枠組みにかかわる問題」(党幹部)として、基本政策閣僚委よりも前に、政府・与党首脳会議や与党幹事長会談などの開催を政府・民主党側に求めていくことを確認。社民党幹部は12日、「現状で基本政策閣僚委員会を招集されても党首(福島瑞穂消費者・少子化担当相)は出ない」と述べた。

 国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相も12日、基本政策閣僚委は当面開催すべきではないとの考えを平野博文官房長官に伝えた。

 一方、民主党の山岡賢次国対委員長は12日、鳩山由紀夫首相と会談し、社民党の連立政権離脱を回避するため、与党3党の国対委員長で「県外、国外移設」追求の継続を確認する構想を報告した。首相も連立政権の維持、強化の必要性には理解を示したという。

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指揮者・ゲルハルト・ボッセ 88歳が紡ぐ“みずみずしい音楽”(産経新聞)

【プレミアムシート】

 88歳。余人には計り知れない長く深い物語がある。しかしこの人の音楽に老成の二文字はない。指揮すれば、いつも新鮮でみずみずしい音楽が紡ぎ出される。

 「何度も演奏した曲でも毎回いきいきとしたものを立ち上げ、生まなければならない。楽譜を読むごとに知識は増えるのだから」

 大阪・高槻に住む。精力的に指揮を続ける傍ら、名バイオリニストとして後進の指導にもあたる。「ステージの上に立つ人間は、作曲家が伝えようとした音楽内容を、感動として聴衆に伝えることに、全力を傾けなければいけない」と信念を語る。

               ◇  ◇  ◇

 早くから才能を示し、ライプツィヒ音楽大学に入学するが、その青春時代は第二次世界大戦下にあった。

 「ナチス統治下で、ユダヤ人作曲家のメンデルスゾーンの協奏曲は弾くことができなかった。同様にヴィニャフスキやヴュータン、イザイなど技術を身につけるために学ばなければならない作曲家にも触れることができなかった」

 しかし、何度もあった徴兵検査を病気などで不合格となったおかげで貴重な経験も。占領下のオーストリア・リンツにドイツの精鋭を集めてできた「リンツ帝国ブルックナー管弦楽団」で弾くチャンスを得て、若きカラヤンやフルトヴェングラーの音楽に触れた。「フルトヴェングラーにはクライマックスまで自然と連れていかれた。今でも指揮の参考にしている」

 終戦後の1955年秋からは世界屈指のオケ、ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターに就任し、東独政権下で楽員をとりまとめる重責も担った。「団員の中にはシュタージ(国家保安省)の協力者がいたため、同僚同士でもオープンになれないなど極度の緊張があった。外の世界の人には分からないでしょう」と静かに話す。

              ◇  ◇  ◇

 外貨を稼ぐために世界中に演奏旅行をした。初来日は昭和36年。まだ新幹線もない時代に東京、福島、大阪、福岡と縦断した。「印象的だったのが聴衆の集中力の高さ」と語る。

 「ライブのときだけに起きることだが、演奏家が発信して聴衆が受信した後、聴衆の感動が見えない気のようなものになって返ってきて、演奏家の演奏がさらに高揚することがある。それを日本では強く感じる」

 平成6年からは東京芸術大学に招聘(しょうへい)されて、日本に居を移し、いまも後進の指導を続ける。「私の仕事は教育者として生徒を音楽家の扉まで連れて行くこと。そこからは生徒自らが扉を開かねばならないが、私の場合は時代を超えてきたのでいろんな経験の積み方を教えることができる」

 今月9日には、その才能を高くかっている郷古廉、三浦文彰という10代のバイオリニストを擁して高槻現代劇場でコンサートを開く。6月には神戸市室内合奏団を振ってR・シュトラウスなどを演奏する。

 音楽とともに進めてきた歩みは止まらない。長い物語はまだ続いていく。(文・安田奈緒美、写真・安元雄太)

 ■ゲルハルト・ボッセ プロフィル 1922年、ドイツ生まれ。音楽教室を営んでいた父親の影響でバイオリンを始める。ゲヴァントハウス管では30年以上第1コンサートマスターを務めた。日本では霧島国際音楽祭を創設。近年は指揮活動に専念し、神戸市室内合奏団音楽監督、新日本フィルハーモニー交響楽団ミュージック・アドヴァイザーなどを兼任する。5月9日午後3時からは、高槻現代劇場で大阪センチュリー交響楽団と共演し、バッハの2つのバイオリンのための協奏曲などを指揮する。

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